1964(昭和39)年、サレジオ高等学校が目黒区碑文谷から鷺沼の新校舎に移転し、高校の校舎でミサが始まったのがこの教会のはじまりといえます。1973年12月(昭和48年)に学校に隣接するサレジオ会の教会として「カトリック鷺沼教会」が発足しました。
1995年、学校は横浜市都筑に移転しましたが教会は2022年まで鷺沼に留まり、学校に隣接する現在の場所に新聖堂を建設、2023年1月31日「カトリック都筑教会」として新たな歩みを始めました。
約2000人の信徒が所属する教会で、学校とともに地域の宣教に貢献しています。
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聖母マリア様の出迎えを受け玄関へ。集会室のラウンジも見えます。




玄関ホールには都筑教会の保護聖人「聖ドミニコ・サヴィオ」の像が置いてあります。
ドミニコ・サヴィオ(1842年4月2日イタリア生まれ)は、サレジオ会創立者のヨハネ・ボスコの生徒で、司祭になる為に学んでいました。ですが病気により14歳で帰天されました。師であるヨハネ・ボスコは、生徒である彼に対して非常に敬意を払い、伝記『ドミニコ・サヴィオの生涯』を著しました。
ドミニコ・サヴィオは、1954年6月12日に教皇ピオ12世により列聖され、カトリック教会の中で殉教者ではない最も若い聖人となりました。




階段の聖家族像に見守られながら聖堂のある二階へ




聖堂はミサが行われる神聖な空間で、お聖堂(おみどう)とも言います。
磔刑像の前は一段高くなっており、中央には祭壇、左側には説教台が配置されています。この空間は内陣と呼ばれます。内陣には立ち入らないようにしましょう。





聖堂の壁面には「十字架の道行き」が架けられています。これは、キリストがピラトから死刑の宣告を受けられてから十字架上で亡くなられ葬られるまでの14の留(りゅう)を追体験し、その受難を黙想するためのものです。
聖堂の入り口では聖水の入った聖水盤で手を浸して清めます。告解室は、信者が自らの罪を司祭に告白して神様のゆるしを得る場です。
小さなお子さんも一緒にミサに授かれる親子室も用意されています。


