7月6日から1泊2日で、鷺沼信徒有志が浜松教会を訪問し、山野内アンヘル師の指導のもと黙想会をなさったそうです。ラテンの方々との分かち合いや祈りの連帯も体験することができたと喜びの感想を伺いました。“鷺沼教会にはずっとお世話になっていますから”と、教会委員長さんじきじき名所めぐりの解説や駅までの送迎をかってでて下さったそうです。
さて、今年のマリア会地区懇談会は主任司祭への質疑応答という形でした。一番多かった質問はお墓やお葬式に関する質問でした。二番目に多かったのは子供たちの宗教教育、伴侶を洗礼に導くにはといった内容でした。他にも多くの質問や指摘や要望がありましたが、その一つが黙想会についてでした。日常を離れて静かに祈り、講話を聞くチャンスを作って欲しいという声でした。鷺沼教会としての年2回(待降節や四旬節)のミニ黙想会以外に、別の場所で黙想会を企画することも考える必要があると思います。
しかし、個々の教会で黙想会を企画するには、人材や日時の調整などで限界があります。むしろお勧めしたいのは、各地の黙想の家や祈りの家で企画されている日帰りや1泊の祈りの体験、ミニ黙想会を積極的に活用することです。「日常を離れて」の黙想会を望む方にとって、仲間同士の黙想会よりも武者修行的に祈りの家に行くほうが有益かつ効果的な場合が多いのです。
東京・神奈川地区内にある多くの黙想の家のうち、以下の3つを推薦いたします。この3か所には複数の指導者が常駐し、各種多様なミニ黙想会や祈りの体験が企画・用意されています。ぜひアクセスしてみて下さい。
- イエズス会黙想の家(昨年新築され、素敵に生まれ代わりました)
〒177-0044 東京都練馬区上石神井4-32-11 Tel.03-3920-1158 - カルメル修道会上野毛黙想の家
〒158-0093 東京都世田谷区上野毛2-14-25 Tel.03-5706-7355 イエズス会日本殉教者修道院黙想の家
主任司祭 松尾 貢