待降節・降誕節・主の洗礼と続きました。今日から典礼の暦では「年間」に入ります。だから今日は「年間第二主日」になります。今年は2月25日(水)が「灰の水曜日」で、四旬節が始まり、4月12日が「復活の主日」です。それから復活節・主の昇天を経て聖霊降臨の主日週から年間に帰り、三位一体の主日(年間第10週)・キリストの聖体(年間第11週)が続き、その後また年間の主日になります。
年間第33主日の後、「王であるキリスト・年間第34主日」で年間が終わり、また次ぎの年の新しい「典礼暦年」が始まるのです。
一週間で言えば、日曜日の休みの日にたいして、残りの「平日」に相当するのが「年間」だと言えるでしょう。お祭りやお祝い、休みや楽しみの日ではなく、日常生活が続く日々だと言えるでしょう。でも私達の人生のほとんどが、日常生活で占められているわけですから、それをどのように過ごすかは大切な問題となります。
私達は子供の時から、随分「試験」で苦しんできました。試験の準備をする時とか、答案に向って四苦八苦している時、どれだけ「次の試験の時には、日頃から“キチン”と勉強しておいて、試験前にこんなに苦しまなくても、大丈夫のようにしておこうと」と決心したことでしょうか。しかし実際には、試験が終わるとそんなことはきれいさっぱりと忘れてしまい、いつものダラダラした生活に戻ってしまいました。
「クリスマス信者」と言う言葉がありますが、願わくは「年間信者」を目指したいものです。昨年の12月19日(金)例年のようにサレジオ高専のマラソン大会に参加し、女子の8.5キロを完走して、PTAのお母さんたち提供の「お汁粉と豚汁」を食べてきました。練習不足で今年が最低の成績の33位(120中)でした。走っている時は、「来年はもっと完璧に準備しよう」と思っていたのに、今年の成績はまだ4回しか走っていません。4勝12敗です。典礼の上でも「年間」ですから、走ることも“日常的に”チャレンジしていこうと考えている今日この頃です。