マザー・テレサの言葉です。「家族が共に祈るならば、家族の一致は保てます。その家族は互いに愛し合うでしょう。5分間、一緒にいるだけでよいのです。「天にましますわれらの父よ」と始めるだけでいいのです!
「主よ、あなたを愛します。
主よ、お許し下さい。
主よ、あなたを信じます。
主よ、あなたに頼ります。
あなたが私達を愛して下さるように、私達もお互いに愛し合えるようにお助け下さい。」と祈ればいいのです。
「愛するために」より
家族は、強い「血のつながり」で結ばれています。お母さんは「私のお腹を痛めた子」を絶対に忘れることは出来ません。頭ではなく体が覚えているからです。マザー・テレサはそれにプラスして「祈りで結ばれる家族」の愛によって結ばれる家族の強さを教えています。ご承知のようにマザーは現在全世界100カ国以上の国で、物質的・精神的貧困に悩む最も貧しい人々に奉仕する「神の愛の宣教者会」で沢山のシスターたちの長年にわたるマザーとしての経験を通しての発言だと考えられます。多国籍の、年齢も学歴も社会階層もまちまちの、また多様な社会経験を持つシスターたちの「修道家族」を愛に満ちた家族としてまとめたものは「一緒に祈る」ことなのです。
聖なるマザー・テレサの言葉にチャレンジしてみませんか? 子供が小さければすぐ出来るでしょう。家族全員が信者ではなくても「食前の祈り」なら比較的できるのではないでしょうか? そのぐらいのお付合いならなんとかなるのではないでしょうか。
でもその得られる成果は大きいと思います。『家族がともに祈るならば家族の一致は保たれます』とマザー・テレサは断言しているのですから……「祈りを通じて学びあう時、そこからあなた方の力が生まれてきます」これもマザー・テレサの言葉です。