今年の2月京王ホテルで教職員が、私のための送別会を開いてくれました。そして「ジョギング・シューズ」をプレゼントしてくれました。私が毎年サレジオ高専のマラソン大会で、学生と一緒に走っていたからです。男子の13.5キロは大変だから女子の8.5キロに参加していました。12月7日、学校からの「招待選手」として学校のすぐ隣の小山内裏公園を学生たちと一緒に走ってきました。途中の給水所とか、「レモン飴」の配給所ではしっかりと補給し、別コース5キロを走って、女子の8.5キロの折り返しコースに入ってくる男子学生たちとは対面で走れるので、ほとんどの学生に声をかけたり、かけられたり出来ました。紅葉で美しく彩られている公園の落ち葉を踏みしめながら“先生頑張って!”の声を受けて走るのはまた格別です。昨年は女子100名中“24位”でしたが、今年は“20位”でした。ゴールに入って嬉しいのは父母会提供の「おしること豚汁」のサービスがあることです。父母会が2日掛けて準備して下さった温かいおしること豚汁を食べると、疲れが吹き飛んでしまいます。朝、父母会室に挨拶に行った時「先生マラソンのために来られたのですか?」と質問されて、思わず「おしるこを食べにきました」と本音を言ってしまい、走りながら頭の中は“おしること豚汁”で一杯なのがばれてしまいました。昨年から父母会が作って下さるようになりました。それでゴールする喜びが倍化されたのは確かです。ゴールに待っていてくれる人がいると苦しい時にも勇気づけられます。(因みに今年は、おしるこ2杯、豚汁1杯食べました)
さて、正しい道は、私たちを確実にゴールまで導いてくれます。私たちの人生という道もかならずゴールがあります。そこには私たちを待って下さる方がいます。「良くやった。善良で忠実なしもべよ。お前はわずかなものに忠実であったから、多くのものを管理させよう。さぁお前の主人と喜びをともにしなさい。」(マタイ25:24)と言われるイエス様です。そして天国は王子の結婚披露宴へのご招待に例えられていますが(マタイ22:1)、王子イエス様と一緒にお食事ができるのです。道の途中で苦しい時考えたいものです。