1. 聖書の中でイエス様と若者の出会いがいくつかあります。
      その中のひとつに「ナインのやもめの一人息子」との出会いがあります。「ある一人息子が死んで運び出されるところであった。その母はやもめだった。……主はこの婦人を見て憐れに思い……イエスは『若者よ、私はあなたに言う。起きなさい』と仰せになった。すると死人は起き上がって口をきき始めた。そこでイエスは息子をその母にお返しになった。」(ルカ7:11~16)
    2. 一世を風靡したサムエル・ウルマンの「青春」
      青春。
      青春とは人生のある期間だけでなく、心の持ち方を言う。バラの面差し、紅の唇、しなやかな肢体ではなく、たくましい意志、豊かな想像力、燃える情熱をさす。青春とは人生の深い泉の清新さをいう。
    3. ヨハネ・パウロ2世「希望の扉を開く」より。
      「1978年10月22日、私の教皇就任の日、典礼が終わった後で、私はサン・ピエトロ広場に集まった若者達に、こう語りかけました。『あなたがたは、教会と世界の希望です。あなたがたは私の希望です。』私はいつでもこの言葉を念頭に置いています。」
    4. ドン・ボスコの言葉
      「若者は、イエスさまとマリアさまの喜びです。」

流石に、この4人の言葉は私達にいろいろなことを語りかけて下さいます。いつまでも私たち一人ひとりが“若さ”を保つことが大切です。
今日、「新成人の祝福」を受けられた若い人達が、いつまでも“たくましい意志、豊かな想像力、燃える情熱”を持ち続け、「世界と教会の希望」になることを心より願っています。

「祝新成人!!」

主任司祭 田中次生
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