今年も調布のサレジオ・ユース・フェスティバルへ

アイキャッチ用 ロロピアナ神父の今週の糧

今日、調布のサレジオ神学院にて、今年のユース・フェスティバルが開催されます。鷺沼教会からは40数名の子供と引率者が参加し、私は子供の 乗っているマイクロ・バスを運転する大きな喜びを味わいます。

ユース・フェスティバルというイベントは、確か1991年溝部管区長の時代に始まりまして、以来、毎年11月に、調布のサレジオ神学院で行われるようになりました。したがって、今年は20回目となり、ユース・フェスティバルも成人式を迎えることになります。

東京、神奈川県のサレジオ会委託教会から400名以上の子供たちが集まり、受付を済ませた後、盛大な子供ミサに与ります。お説教のかわりに劇が行われ、子供たちは大喜びです。そしてミサの後は、お母さんがたが準備してくださる昼食。毎年メニューが違いますから、それもお楽しみの一つです。

次にさまざまなアトラクションが催されますが、今年も、大好評の青年たちの劇が鑑賞できるでしょうか。その後、マスゲームがあります。何百人という大勢の子供が、グラウンドいっぱいに走り回り、大きなインパクトがあるイベントです。

ユース・フェスティバルの一番すばらしいところは、友達が数人しかいない自分の教会の中と違って、数多くの仲間と一緒に遊んだり、祈ったり、食べたりすることによって、楽しさや心強さを感じるということではないかと思います。子供たちの信仰教育に大いに役立つのは宗教体験です。最初から、ほとんど毎年ユース・フェスティバルに参加しているので言えるのですが、それは確実に、子供たちにとって忘れることのできない宗教体験となるのです。

ユース・フェスティバルの準備と遂行のために一生懸命尽くしてくれている神学生や、お母さんがた、青年たちにお礼を申し上げたいと思います。ありがとうございます。皆さんの苦労と熱心のおかげで、多くの子供の心の中に、豊かな実りを結ぶ種が蒔かれるに違いないと思います。

助任司祭 アキレ・ロロピアナ

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