<名前は祈り>

名前は その人のためだけに
用意された美しい祈り
若き日の父母(ちちはは)が
子に込めた願い

幼き日 毎日毎日
数えきれないほどの
美しい祈りを授かった

祈りは身体(からだ)の一部に変り
その人となった

だから 心を込めて 呼びかけたい
美しい祈りを

<君は 誰かのための太陽>

世の中には値段のつくものとつかないものがある。
例えば、空、海、太陽、夜空の星。
どれも値段がついていない。 値打ちがないからか?

そうじゃない
それは、ただ一つのもの、かけがえのないもの。
命に値段がつくか?  君に値段がつけられるか?
つくわけがない。 かけがえのない人、ただ一人の人なんだ。

君は 誰かのための(太陽) 誰かのための(光)
君は 誰かに照らされて光り輝き 誰かのために輝いている

毛里 武さんの二つの美しい詩を、七五三を迎えた子供たちと家族の皆様に贈りたい。

主任司祭 松尾 貢
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