ロザリオの月となりました。
ロザリオは、様々な色や素材でできていますので、実際に綺麗で、素敵なものがたくさんあります。私の知り合いでロザリオを収集している信徒の方がいますけれども見せてもらったことがあって、このときに初めて本当にいろんな種類のロザリオがあることを知りました。

また以前、渋谷で革ジャンを着たミュージシャン風のおにいさんがロザリオをファッションとして首に下げているのを見かけたことがあります。

このように綺麗なものとして集め、おしゃれなものとして使う人もいますが、ただロザリオは、本来、趣味やアクセサリーのたぐいの物ではありません。〝祈りの道具″です。皆さんはきっとカバンや机の引き出しなどに大事にしまっているのではないでしょうか。しかし、今言ったようにロザリオは道具であることを忘れないで下さい。道具というのは使ってはじめて価値が出ますので、ときどき出して祈るために使ってみてはいかがでしょうか。

主任司祭 西本裕二

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