先週の日曜日は、初聖体のお祝いが行われました。当初、春の予定がコロナ禍で延期となっていたものがようやく実施できたことは、教会として嬉しい限りです。それはご聖体を受けた子供たちが緊張はしつつも、喜んでいた顔を見るとやはりやって良かったと思うからです。

初聖体は、子供たちがイエスさまを初めて自分のうちに迎え入れる恵みの時です。そしてそれによって子供たちが神に近づき、神の力と助けを少しずつ感じながら生きていくことになります。

また初聖体は、子供が真剣にイエス様を求める姿をとおして、保護者が信仰をより深めるときでもあります。準備の勉強会にもほとんどの保護者の皆さんが参加されましたが、これを機に、子供の成長とともに、親としての自分たちの成長も考えるように致しましょう。

子供は親の姿を見て、成長するものです。信仰もまた同様に、親が教会に通い、祈る姿をとおして、子供は信仰を育んでいきますので、これからも親子がともに、イエス様や教会のことを家庭で語り合い、お互いに信仰を高め合って頂きたいと思います。

主任司祭 西本 裕二

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