カトリック教会は、風薫る５月を「聖母月」として聖母マリアに献げます。
教会やカトリック学校などでは、マリア祭や聖母行列、またロザリオの祈りなど様々な信心業や行事が行われ、聖母への信仰や感謝の気持ちを表します。
残念ながら、今年はコロナ禍であまり実施できないところが多いと思いますが、この特別な月、私たちは個人として、どのように過ごすかは、それぞれに任せられています。この機会に、私たちは何よりも聖母マリアの生き方に倣い、キリスト者として成長していくことが大事だと思います。そのために聖母マリアへの祈りが大きな力と助けになりますので、忙しい中にあっても、空いている時間の中で、それぞれに聖母マリアへの“小さな祈り”を実行していくように致しましょう。
主任司祭 西本 裕二
