【ご報告】クリスマス・チャリティー・コンサートのご報告 (2023)

アイキャッチ用 クリスマスの合唱

2023年12月10日、4年ぶりのチャリティー・コンサートを行うことができました。

90名以上(!)の出演者の皆さま、聴衆の皆さま、裏でコンサートを支えて下さった皆さま、関わって下さったすべての方々に感謝致します!

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  2. 主任司祭挨拶要約
  3. 募金先南スーダンで宣教中のSr.下崎のお話の要約

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2.主任司祭挨拶要約

都筑教会主任司祭の西本です。まずは4年ぶりのチャリティーコンサートを開催できることに感謝致します。コロナ禍でほとんどの行事が自粛されていた中、今年に入ってからコロナ感染症が少し減少傾向にあり、教会の行事も少しずつ緩和されてきました。

今回のチャリティーコンサートでは、南スーダンに献金を送る予定です。しかし、1番大事なのは献金額ではないと思っています。音楽家の皆様には、教会に力を与えていただけると期待しています。教会はコロナ禍で少し人材が減少し、活気が少なくなっているかもしれませんが、今日のチャリティーコンサートをきっかけに、教会に活気を取り戻したいと思っています。

3.募金先の南スーダンで宣教中のSr.下崎のお話の要約

都筑教会の前身である鷺沼教会では、シモンチェリ神父様の時代からスーダンのヴィンチェンツォ(・ドナティ)神父様に長い間寄付をして下さっていました。
私(Sr.下崎)は2011年に、独立したばかりの南スーダンに派遣され、2012年から活動を始めました。
2013年の寄付により、始まったばかりのオラトリオで使うスピーカーを買うことができました。
2015年のクリスマスコンサートでも寄付をいただきました。その寄付で、翌年の内戦で生まれた大勢の難民の方のために診療所の薬を買うことができました。
2019年に御礼に参りましたが、それ以降はコロナのためになかなか訪れることができず、今日来られてとても感謝しています。皆様からの支援金は、私どもの活動に大変役立っています。

今日はスーダンでサレジオ会に入会した森戸神父様と伺う予定でしたが、うまく調整がつかず、私一人でお伺いすることになりました。

今の課題はよい先生と教科書がないことです。ヴィンチェンツォ神父様がたくさん学校を作り、大勢の子供たちがいて教室が足りないほどですが、先生がいません。
私どもの子供センターでは教科書がなく、先生が書いたものをノートに書き写して勉強していますが、先生が間違っていると子供たちは間違ったまま覚えてしまいます。先生も、そのまた先生から間違ったことを教わってそのまま覚えてしまっているので、子供たちに正しいことが教えられません。
そこで教科書がとても大切だと気づいたため、今回の支援金で教科書を作ることになりました。
今は世界各地で戦争や内戦が起こっており、南スーダンに支援される食料や薬が減らされています。そんななか、南スーダンを忘れないで支援して下さることに本当に感激しています。

= 南スーダンについての掲示物参考情報 =
南スーダン 子ども450万人が最悪の人道危機下 独立から10年、薄れる希望 (2021/07/06 unicef)


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