ここ最近、街を見るとクリスマスの飾りが少し減ってきたように思います。つい先日も近くのショッピングモールに出かけたとき、意識してクリスマスの装飾などを見ましたが、以前のように賑やかな飾りつけもなく、クリスマスソングが流れるような雰囲気もありませんでした。また近所を歩いてもイルミネーションで飾られた家もあまり見かけなくなりました。
不景気なのか、すたれてきたのか、面倒なのかわかりませんが、少し寂しく思います。しかし、先日、ある未信者の知り合いの女性に、クリスマスについて尋ねてみますと、彼女は「クリスマスの飾りつけは家ではあまりしないけれども、クリスマスの気分は楽しみたい」と言っていました。
このような思いは、きっと多くの一般の人が持っているものでしょう。それは昨今、日本の正月の飾りつけも家庭であまりしなくなってきているからです。つまり「自分で飾るのは面倒だけれども、クリスマスの楽しい雰囲気は味わいたい」ということだと思います。
クリスマスは、復活祭よりも一般の人たちが教会に来やすいときだと思います。福音宣教の大きなチャンスでもあります。街でクリスマスの雰囲気をあまり感じられなくなっても、教会へ行けば感じられる、そう思って一人でも多くの人が教会に来てくれたらありがたいことです。
都筑教会で毎年、信者の皆さんが協力して、馬小屋、クリスマスツリー、イルミネーションなどの飾り付けやミサの準備などを積極的に手伝ってくださっています。このように人を迎える思いは、きっとクリスマスに教会を訪れる方々の心に届くでしょう。それによって、本物のクリスマスの優しさや暖かさに触れてもらえたら幸いではないでしょうか。
主任司祭 西本 裕二

