年の瀬になりました。教会は年の瀬にふさわしく、忙しくも充実した主のご降誕を迎え、無事に終わることができました。今年も信者、未信者を問わず、多くの方々が都筑教会のミサに来てくださいました。

あと数日で2025年が終わろうとしています。年の瀬、皆さんは大掃除や新年の準備、年賀状を書いたり、自宅でゆっくり過ごしたり、また実家への帰省や旅行など、それぞれに過ごされるのではないかと思います。でもこの年の瀬、キリスト信者として大事なのは、一年を振り返ることではないでしょうか。
それも聖母マリアのように、神の働きを思い巡らすことです。そしてこの1年、自分や家族、また世界に起こった様々な出来事に神の働きを見て、感謝することが大切ではないかと思います。
自分や家族の上に起こる良いことも悪いことも本来は感謝すべきことではないかと思います。なぜなら、良いことは、恵みとして感謝が沸き起こると思いますが、自分が悪いと思うことでもそれを通して、神は私たちを導いてくださっているからです。たとえば病気や怪我、試練や困難もそうかもしれません。

 パウロはテサロニケの教会にあてた手紙で「すべてのことに感謝しなさい。これがキリスト・イエスにあって、神があなたがたに望んでおられることです」(1テサロニケ5.18)と言っています。神が私たちに感謝を望む理由は、貧しくて、健康を害しても、感謝の心がある人は豊かな人生を送ることができるからではないかと思います。
 私たちは新しい年を迎えようとしています。一年を歩んでいくのに大事なのは、神への信頼です。どんなことがあっても神が私を支え、導いてくれる。そんな神への信頼とそして感謝の心をもって新しい年を迎えるように致しましょう。

               主任司祭 西本 裕二