• 聖書の中に400回も出てくる動物で、私たちにいちばんよく似ている動物は何でしょうか。それはなんと羊です。羊は、賢くありません。とてもおろかだと言われています。例えば、羊は転んでも自分で起き上がれないことがあります。ただそこに、ひっくり返ったままなのです! 羊はよく崖から落ちます。危ない所へ行って、動けなくなります。毒のあるものを食べたり、けがをしたりします。走り回っているうちに迷子になります。帰る家がすぐ近くに見えるのに、帰り道がわかりません。これでわかるように、羊は自分だけでは、まったくどうすることもできません。どうしても、羊飼いがいなければなりません。神様がおっしゃるように、私たちも羊のように、自分だけではどうすることもできません。私たちも、どうしても羊飼いが必要です。神様がイエス様を私たちに与えてくださったのは、そのためなのです。“主は羊飼いのように、その群れを飼い、み腕に子羊を引き寄せる”(イザヤ40章11節)
  • 世界に9000種類以上もいる鳥の中から、たった一つだけ選んで説明するとしたら、どの鳥を選びますか? クジャク? カワセミ? 他の珍しい鳥にしますか?
    イエス様が選ばれたのは、汚い茶色で、安っぽくて、小さくてうるさい鳥でした。鳥なのに歌も下手です。イエス様が選ばれたのは、スズメでした。そして、「どのスズメも神様によって造られ、大切にしてもらい、愛されています」とおっしゃいました。広い宇宙や星たちを造った神様はおっしゃいました。「こんなに小さなスズメでも、わたしの許しがなければ、その小さな命を終えることはない」。もし神様がスズメすら大事にしておられるのなら、あなたのことは、なおさら大切にしてくださるのではありませんか。“そんな雀の一羽でさえ、あなたがたの父の許しなしに地に落ちることはありません”。(マタイ10章29節)

『神様とともに歩むための101のヒント』(いのちのことば社)より

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