時々、銀座の教文館に行きます。3階はキリスト教関係の本、プロテスタント(ルター派、改革派、福音派いずれも)やカトリックの本が揃っています。4階にいきますとキリスト教関係のグッズが充実しています。プロテスタントのお店ですが、マリア像やメダイ、教皇様関係のものも幅広く取り揃えてあります。カトリックとプロテスタント合わせて人口比1%の極めて少数派である日本のキリスト者ですから、お互い手を取り合って協力していこうという信念が感じられます。その教文館、学問的価値は高いがそれほどの部数が望めないカトリック関係の本もたくさん出版して下さる恩人でもあります。例えば、『キリシタン研究』シリーズは40冊以上発刊。その中には、川村信三著『キリシタン信徒組織の誕生と受容』やチースリク著『キリシタン時代の日本人司祭』など、高価すぎてカトリック系出版社が刊行に踏み切れない本を出してくれています。教文館・渡部満社長の慧眼に敬意を表したいと思います。
先日、そこで『神様とともに歩むための101のヒント』という本を見つけました。その中の記事をご紹介したいと思います。
―― 神様の電話番号 ――
神様の電話番号を知っていますか? それは、8038-333です。いつでも電話できます。お話し中のことはありません。留守番電話のときもありません。神様は、いつでも電話に出て下さいます。実は神様の方が、あなたの電話を待っておられます。あなたにお話ししたい素晴らしいことがあるので、電話をしてほしいと思っておられるのです。あなたの声を聞きたいと、首を長くして待っておられます。毎日、神様は待っておられます。
ですから、神様に電話をして下さい。番号は、エレミア書33章3節です! 神様は、あなたに素晴らしいことを話すのが楽しみで、わくわくしながら待っておられます。
“わたしを呼び求めよ。そうすればわたしはお前に答え、大いなること、お前が知らない究め難いことをお前に告げる” (エレミア33章3節)
主任司祭 松尾 貢