2006年に百合ヶ丘教会にいらしたデュポン神父様が発行なさった「病気の時の祈り」という小冊子があります。鷺沼教会にも手術を目前にひかえた方、抗がん剤治療を受けている方が大勢いらっしゃいます。その方々のために、この小冊子に掲載されているお祈りを唱えていただければと思います。
- 〇手術を受ける人のための祈り
- 父なる神様、今、愛する〇〇〇さんが手術を受けようとしています。どうぞ、〇〇〇さんの上に、あなたの祝福と平安を与えてください。〇〇〇さんが手術に耐え、無事に手術が終わりますように。父なる神様、手術を担当する医師を守ってください。終わるまであなたが共にいて、手術がうまくいきますように。すべてがあなたのみ心のままになりますように。
〇〇〇さんが一日も早く回復して、私たちと一緒に喜びの日を迎えられますように。その日まであなたが共にいて慰めと力をお与えください。主イエス・キリストのみ名によってお願いいたします。
- 〇病気の人のために
- 恵み豊かな神よ、わたしたちの生涯はあなたの手によって導かれています。御子イエスはわたしたちの苦しみを負い、悲しみを担ってくださいました。病の床にある〇〇〇〇さんのために祈ります。苦しみの中でキリストと共に十字架を負う人を、キリストの力によって強めてください。あなたの恵みによって健康を回復し、教会の集いの中で心からの感謝を捧げることができますように。わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。
「わたしは、平和をあなたがたに残し、わたしの平和を与える。心を騒がせるな、おびえるな」(ヨハネ14章27節)
わたしには、未来がどんな驚くべきものをもたらすのか分からない。ただ確信しているのは、生も死も主の慈しみのもとにあること。
主任司祭 松尾 貢