前の日曜日の「フリーマーケット」、ご苦労さまでした。私は土、日とサレジオ学院の「父親聖書研究会山中湖合宿」に講師として呼ばれ参加しましたので、閉店間際のぎりぎり参加でした。
サレジオ学院の合宿は、土屋神父と私が交互に参加していました。私にとって二回目ですが、本当に真面目で、そして楽しい合宿でした。二年前は、参加者が56名でしたが、今年は81名(在籍1080)の父親が参加しました。私の担当は一時間ずつの二度の講演でした。土曜日は「放蕩息子のたとえ」、日曜日は「良き牧者のたとえ」について話しました。両方とも、父親に関係するテーマですので、話がどう転んでも、大丈夫だと思ったからです。
お父さんたちは前回同様、全身を耳にして、私の話を聴いて下さったのが伝わってきました。話していて、「聞いてもらっている喜び・楽しみ」を感じました。「コムニオ・6月号」のテーマが「聴く」でしたが、この合宿の後だったら、はるかに良い記事を書くことができたはずなのにと、少し残念な気持ちになりました。
講話の後は、グループディスカッションでした。前もって“創作漢字の宿題”が出されており、それをもとにした話し合いでした。その後は、夕食とディスカッションの発表、懇親会と続きました。どの行事も、係の人を中心に全員が一つになって参加していることが伝わってきました。
夜の二次会も、気持ちの良いものでした。田沢校長と私は、自然発生的に学年ごとに“輪”になっているグル-プを回り歩き、12時ごろまでお付き合いしました。でも次の日の朝7:00の御ミサには、全員が大広間の畳に正座して、開始を待っていたのがとても印象的でした。朝食後9:00から一時間、“よき牧者”の私の講話があり、“記念撮影”をして10:30分帰途につきました。一泊二日、大自然の中で、総勢85名の参加者で作り上げた、中味の濃い合宿でした。
合宿の余韻の残るバスの中で、心地よい疲れに身を委ねながら居眠りしていました。