天国（No.3）

1. 天国に行きたい人エレベーターの話です。健康とエレベーターの関係についてです。
   あるオフィスのエレベーターにこんな注意が張ってあった。「早く天国へ行きたい方は、エレベーターにお乗り下さい」
   （コンプリ神父「ほほえんで人生を」）
2. 名誉ある牢獄「煉獄にある聖なる霊魂たちが味わう最大の苦しみは、まだ実現されない神所有の渇望、この渇望が満たされないことから生じるものだと言われています。そして、この苦しみは、特別、地上にあった間、天国を望む事の少なかった霊魂のほうが激しいのです。ベルトラミ枢機卿は「煉獄」という彼の著書の中で、煉獄には“名誉ある牢獄”といわれるところがあり、そこにある霊魂たちは、感覚的な苦罰は何一つ受けてはいないが、ただひとつ、神を見ることが出来ないのだと述べています。この神を仰ぎ見ることが出来ないことから来る苦悩に関して多くの人たちが言及しています。」
   （アルフォンソ・デ・リゴリオ「愛の賛歌」）
3. ☆ 春（天国）
   天国には
   もっといい桜があるだろう
   もっといい雲雀がいるだろう
   もっといい朝があるだろう
   ☆ 天（天というもの）
   天というのは
   あたまの上の
   みえる　あれだ
   神さまが
   おいでなさるなら(ば）あそこだ
   ほかにはいない
   （八木重吉　「貧しき信徒」）

今日は「御聖体の祝日」です。イエスさまが私たちに“形見として”残して下さったものです。「聖体拝領」は天国の前兆ともいえます。