今日、鷺沼教会として「敬老の祝い」を行い、大先輩の皆様には祈りと聖水で祝福を致します。しかし、コロナ禍になって、ここ3年ちゃんとした祝いができていないように思います。教会としてはとても心苦しいものがありますが、新聖堂でミサが行われるようになってから高齢者の皆さんが大勢、元気に参加している姿を見て、正直少し安心しているところがあります。
9月の日本の祈りの意向は、「高齢者」です。現在65歳以上の高齢者が3千万人を超え、社会でも教会でもますます重要な存在になってきています。「亀の甲より年の功」ということわざがありますように、高齢者の特質である「経験と知恵」は大事にするべきものです。ですから、それぞれが経験や知恵を生かして、教会のために奉仕して、はつらつとした人生を送って欲しいと願っています。
そこで鷺沼教会はこれから新しい地で“再出発”をします。高齢者の信者の皆さんには、私のほうから声をかけて、それぞれにお手伝いをお願いすることがあるかと思いますが、是非、喜んで受けていただき、活躍されることを心から希望しています。
主任司祭 西本 裕二