クリスマスオメデトウございます。「Merry Christmas!!」
この「Merry Christmas!!」は英米だけでなく、多くの国でクリスマスの喜びを伝える言葉として使用されています。しかし、その中でおそらく一番喜びと感動を伝えた「Merry Christmas!!」は1887年、7歳になったヘレン・ケラ-がサリバン先生と出会い、「水・Water」から始まって、「お父さん、お母さん、先生、愛・・・」と言葉を覚えた年のクリスマスのご挨拶「Merry Christmas!!」ではないでしょうか。彼女と彼女をとりまく家族達、先生の笑顔が目に浮かびます。
同じ一つの言葉でもそれを発する人の心の込め方で、ずいぶん喜びと愛を伝えることができます。旧約時代預言者を通して、神は様々な機会に、私達人間に語りかけて下さいました。そして最後には「おん子を通して、私達に語られた」(ヘブライ1:2)のです。
クリスマスにあたって、おん子を世におくって下さった神さまの愛を、私達も喜びをもってお受け取りしたいと思います。
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今日で、2008年最後の日曜日になります。この一年間、神さまにも、信徒の皆さんにもいろいろとお世話になりました。有難うございます。
「鷺沼4丁目マンション計画」で明け暮れた一年でしたが、この問題をマリアさまのみ手に委ねながら、私達の出来ることはキチンと対処したいと思っています。どうか今まで同様「心を一つにして」取り組んでいきましょう。
新しい年の上に、神様とマリアさまの豊かなお恵みと祝福を御祈りいたします。
2008年12月28日
カトリック鷺沼教会 主任司祭 田中次生
助任司祭 土屋茂明