サレジオの聖フランシスコ(1567~1622)No.2

アイキャッチ用 田中神父の今週の糧

1.1月24日 聖フランシスコ・サレジオの祝日

2009年は、サレジオ会の創立150周年でした。“サレジオ会”の名前はドン・ボスコが会の創立を考えた最初の集まりの時から決めていました。それだけにドン・ボスコのサレジオに対する愛を感じることができます。
1854年1月26日、聖フランシスコ・サレジオの9日間の準備の間に、この小さなグループは一つの名前をもらいました。つまり、以後、サレジオ会員、サレジアニと呼ばれる人々の遠い源は、この日にさかのぼります。その時のことについて、ドン・ルアはこう書いています。
「1854年1月26日の夜、われわれは、ドン・ボスコの部屋に集まった。カリエロ、ロケッティ、アルティリア、そして私が、ドン・ボスコをとり囲んだ。ドン・ボスコは、人々への愛徳の実践の訓練期を、今から始めようと提案した。われわれは賛成した。固い約束をした。この約束が、のちに誓願となるものであると私は知っていた。この意義ある夜以来、われわれの使徒事業を受け継ぐ者に“サレジアニ”の名が付けられることになった」。(オフレ著『聖ドン・ボスコ』)

2.聖フランシスコ・サレジオのすすめ(ドン・ボスコ社)より。

  • 私たちの母である聖母マリアにならいましょう。救い主が私たちを導こうと望まれるところには、まっすぐに伸びた道も、曲がりくねった道も、聖母と共に喜んで進むようにしましょう。
  • 小さなことに忠実であれば、神はあなたに多くのことをおまかせになるでしょう。
  • 謙虚な態度は、内面的にも大いに役立ちます。心の平和と静けさを与えてくれます。
  • 神に従う奴隷の方が、世のつまらない自由よりもずっと価値があります。
  • 自分から折れる、という心を持たない限り、小さなことにいらだったり、失敗を恥ずかしく思うことから逃れられないでしょう。
  • ミサに参加すれば、功徳となるだけでなく、個人的信心以上の、みんなの恵みになります。
主任司祭 田中次生

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