2021年12月19日11時のミサにおいて、ウンベルト・カバリエレ神父様のダイヤモンド祝記念ミサが行われました。
ミサは濱口管区長様の主司式のもと行われ、ミサの最後にお祝いのセレモニー(霊的花束と花束のプレゼント)が行われました。退堂後はカバリエレ神父様手ずから記念誌が配れました。
以前鷺沼教会で助任司祭を務められた土屋茂明神父様たちと共に、1961年12月20日に下井草教会で司祭に叙階されてから60年。子供たちのため、信徒のため、そして何より神様のために働いて来られたカバリエレ神父様の上に、これからも神様の豊かなお恵みがありますようにお祈り致します。
《目次》
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《お説教概要書き起こし》
「主が仰ったことは必ず実現すると信じた方はなんと幸いでしょう」
ごミサにあずかることができることは大きな恵みだと、いつもミサの時言っております。
信者になったことで神の仰ったことを信じる私たちは、皆幸いな人です。そういうこと、皆様と喜びたいと思います。
私たちは神様に愛されてここにいます。愛されなければ、呼ばれることはなかった。皆一人一人、呼ばれております。そして、大きな幸いのために育てられました。
私はその中の一人です。
それぞれ違った人生を歩み、幸せを待っております。
神は私たちは幸いな人だとして下さっていまして、私たちの幸せを願っております。その信仰で生きる人は幸いです。
洗礼を受けて、私たちは信望愛という恵みをなんとタダでもらっております。聖霊の7つの賜物をいただいています。すべてタダです。私たちは、なにもしていません。
今日私は、皆さんの幸せを願うためにここに来ました。
私たちの人生は、いただいた賜物を有意義に生かして、本当の幸せを希望することです。
幸せ、この世界の中にないんです。のちの世にあるんです。それを希望して、私たちは歩んでます。
私は今回最大の行いとして、ミサを立てることができまして、本当にこの幸せを感じています。希望に燃えてます。
私たちに必要なことは、希望して生きることです。
そして、いただいた賜物を100%生かして、多くの実りをもらたすことができますように、今日はお祈りに来ました。各自、その実りはできます。
神からもらった賜物、タラントンを活かして、たくさんの実りをもたらすことができますように、心から祈っています。
先日の水曜日は、私は目の検査に行きました。ご存知のように、右の目が見えないんです。
10ぐらいの注射を受けて、まだ見えない。
そして、診察室に呼ばれて入ると、大きな壁の後ろに、先生がたの努力目標が、書いてあったんです。
「Keep」こうでありなさい、こうで過ごしなさいと書いてあった。
そしてその下に、3つの「S」で始まる英語の言葉が書いてありました。
第1に、「Silent」、「沈黙」と書いてあった。沈黙守りましょう。
2番目の「S」は、「Smile」。何のためにある言葉かなと思ったね。
そして3番目に、「Speed」。「Keep Speed」、まったく分からないです。
まず「Silentを保ちましょう」、互いのおしゃべりをやめようということだと思いますね、忙しいから。
あとどうして「Smile」しないといけないかというと、苦しんでいる患者が先生の顔を見たときにあまり難しい顔をしていると、もっと苦しくなるんです。
最後の「Speed」、どうしてスピードがいるのか私なりに解釈したところでは、患者が多いので、あんまり待たせると落ち込ませてしまう。だからスピードをもってやりましょうという、努力目標。
先生がたの努力目標は全部我々のために立てています。
これと神様の賜物と比べてみましょう。
まず7つの賜物は、努力目標ですよ。
1つはね、「愛」っていうのがあるでしょ。「信望愛」。神は全力で愛する。中途半端はだめ。
そして、他者を愛する。関係ない、無関心、ということは捨てないといけません。
間もなく私はそのタラントンの報告をしなければいけません。
私も報告するけれども、皆さんのも報告しますからね。
「私はまだ40代50代だから 」と言わないでください。あっという間に、91になりますよ。
どんな報告したらいいか、タラントンを何倍増やしたか、あとで教えてくださいね。
われわれ、この課題を快く行うことができるように、今日のごミサを捧げております。皆様のために捧げております。こんなたくさんの信者が集まって今日のごミサに来られたことに、心から感謝します。
私もその返事をしたいから、感謝いたします。
ありがとうございました。
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