この夏は、リオオリンピック以外にスマートフォン用のゲームアプリ「ポケモンGO」のニュースが続いた季節でもありました。若者たちが世界中の街角や公園、浜辺を歩き回り、ポケモンを捕まえていました。
米国では配置アルゴリズムによって、何千もの「ポケスポット」や「ジム」といったゲーム上の重要ポイントが教会に配置されており、「ポケモンGO」で遊ぶ数十万もの子供たちを、これまで見向きもしなかったような施設に引き付けるといった現象がおこりました。米英の教会では、ゲームに興じるこうした世代に近づき、何としてでも教会の中に入ってもらおうと創意工夫をこらした教会もあったそうです。それらの教会の掲示板のいくつかをご紹介しましょう。
- 「Jesus Cares About Pokemon Gamers」 イエス様はポケモンプレイヤーも思いやってくださいます ―― City Road メソジスト教会
- 「POKEMON GO PRAY」 ポケモンはお祈りに ―― Christ The King カトリック教会
- 「WHAT YOU DO WITH THE GIFT OF LIFE DETERMINES WHO YOU ARE – MEWTWO」 人生という贈り物をもってあなたがすることは、あなたが誰であるかを見つけ出すこと。あなたはミュツー(伝説のポケモン)です。 ―― 聖アンデレ長老教会
- 「FIND POKEMON OUTSIDE FIND JESUS INSIDE」 教会の外でポケモンを見つけて、中でイエスを見つけて。 ―― WESTENDクリスチャン・コミュニティー教会
- 「WE ARE A POKEMONSTOP RECHARGE CELL OUTSIDE FIND JESUS INSIDE」 ここはポケストップです。充電は外でできます。教会の中ではイエスを見つけてください。 ―― 第一キリスト教会
鷺沼教会の道路に面した掲示板は、いまエリスマン邸で開催されている「マザー・テレサ写真・言葉展」を出しています。掲示板に出す言葉やお知らせなど、なにかいいアイデアがありませんか。ご提案をお待ちしております。
主任司祭 松尾 貢