待降節に入ると新しい典礼の年が始まりますが、主日の典礼はA年、B年、C年と3年周期で繰り返されていることをご存知でしょうか。
この12月の待降節からは、C年となります。これまでマルコ福音書を中心に読んできましたが、これからはルカ福音書を中心に読んでいきます。イエスの誕生については4つの福音書の中でマタイ福音書とルカ福音書のみに記されていますが、さらにルカ福音書だけがイエスの誕生の出来事を「大いなる喜び」として伝えています。

主のご降誕を大いなる喜びとして捉えることは、私たちにとって大事なことだと思います。それはこの喜びこそ“信仰”の表れであるからです。
ですから、私たちが心から喜びをもって主のご降誕を準備し、迎えることができるかどうかは、私たちの信仰によります。待降節、喜びをもって、出会う人に自分の信仰を表していくように致しましょう。

主任司祭 西本 裕二

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