2024年6月2日、都筑教会の前身、鷺沼教会の第4代主任司祭であったカルメロ・シモンチェリ師をお迎えして、司祭叙階70周年(プラチナ祝)、そしてサレジオ会会員としての誓願80年をお祝いしました。
シモンチェリ師の日々のお働きの上に、これからも神様の豊かな愛が注がれますよう、お祈り致します。
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阿部師によるミサ説教および、シモンチェリ師司祭叙階70周年(プラチナ祝)のお祝い(約19分)
0:00 阿部師によるミサ説教
10:08 教会委員長よりお祝いの言葉
11:50 お祝いの花束と記念品の贈呈
12:48 シモンチェリ師の謝辞
●シモンチェリ師の謝辞要約
祭壇から、ごめんなさい。まず、西本神父様と教会委員長、また信者の人たちに、感謝したいと思います。私のためにこの機会を設けていただいて、本当に大喜びです。
私たちは、今、「愛といつくしみあるところ、神は共におられる」と歌いました。
でも「共」というなら、喧嘩することもできます。「一つ」だったら、喧嘩はできません。
イエズス様は亡くなる前、最後の晩餐の時になさった最後のお祈りは、「父よ、私、あなたと一つだから、これから信じる者はみんな一つとなるように」でした。「一つとなるように」、それは大きな理想です。
この世界は今、バラバラです。「一つ」になることによって、本当の平和、本当の喜びに達することができます。
皆、心持っていますね。皆さんはここに大勢集まって、本当に同じ心でいます。でも時々相手は心を閉めているから、私たちは開くようにすることができます。司祭の本当の務め、本当の使命です。
私は70年前からこんなことやっているから、今でも不思議に思います。神様に感謝足りないところです。
でも、信者一人ひとりも、この同じキリストの司祭職を中に持っているから、それを寝かさないで、他の人に少しでも伝えることができるようにしましょう。
毎日毎日ロザリオの4玄義を祈りながら、今まで出会った人のために捧げています。皆さんとも出会いました。その出会い、本当の出会いは、心を繋ぎます。それによって、本当に心はみんな「一つ」となるように。それは、自分の力ではなく、イエズス様マリア様の大きな力です。神は愛そのものです。
どうぞずっと天国までみんな着々と進んでいけるように、お互いに助け合いながら、心がますます、みんな本当に「一つ」になるように。
洗礼を受けても受けてなくても、心は神様が作ったもので、そこに信仰の種と使命の種が入っています。それにまだ気が付いていない人が、少しでも気が付くようにすることができるだけでも、大きな恵みです。
本当に今日ありがとうございます。ありがとう。ありがとうございます。