ーーー希望の巡礼者として生きるーーー
2024年12月24日に、教皇フランシスコはバチカンの聖ペトロ大聖堂の「聖年」の扉を開く荘厳な儀式を執り行いました。その後も毎週、ローマの大聖堂(バシリカ)の聖年の扉が教皇によって開かれました。こうして、25年に一度の通常聖年が開催されています。
これから6回にわたって「聖年」の意義について紹介します。教皇フランシスコが勧めるように「希望の巡礼者」として生きるためです。以下に全体の目次をかかげます。
全体の目次
第2回 聖書にもとづく「聖年」の意味
第3回 「聖年」が定められた歴史的な経緯
第4回 「聖年」関連の用語解説(免償、希望、ニカイア公会議、ロゴマーク、巡礼)
第5回 「聖年」をめぐる解釈(大勅書『希望は欺かない』の解釈)
第6回 「聖年」をとおして相手をはぐくむために(司牧的な可能性)