チプリア二司教は、「私たちの父よ」という表題に「一緒に心を合わせ、声を合わせて祈ることがどんない大事であるかを述べている」。ハッと驚いた。……
読み物
第9章
「兄弟、姉妹たちよ、私たちが『私たちの父よ!』と祈れるということは、まさに神の恵み(秘跡)であり、天上の神の世界のそのものであります」。……
「わたしたちの父」
フィリピンの共同体がミサの中の「主の祈り」の時、皆が手を取りあって祈ります。……
「慎んで主の祈りを唱えましょう」
この「慎んで」とは具体的に、どのような心構えを指すのであろうか。……
「主の祈り」の前文
ミサの典文中、「主の祈り」の直前に、「主の教えを守り、みことばにしたがい、つつしんで、『主のいのり』を唱えましょう」とある。……
チプリアヌスの「主の祈り」(つゞき)
チプリアヌスの生きた時代はローマ帝国の大迫害の真っ只中で、クリスチャンは、いつ捕らえられるかと、絶えず緊張に慄いていた。……
「主の祈り」
「主の祈り」について、多くの注解書や説明書があるが、中でも最も秀逸と呼ばれるものにスーネンス枢機卿の説明書きとそれに、殉教者聖チプリアヌスの説教が残っている。……
「何か新しいことは…」
アウグスチヌスシリーズはここまでとしたい。Nova sunt qui dicitis, mira sunt qui dicitis falsa sunt qui dicitis ……
Bene curris, sed extram viam
「君は一生懸命走ってるが、道が違うよ」それほど、珍しい格言ではない。がしかし、聖アウグスチヌスが言うとぐっと重みを増す。……
NOVERIM ME, NOVERIM TE
「自分を知れば、それだけあなたは、神を知ることになる」……