- 喜び
イエス様の行われた沢山の奇跡の中で「カナの婚宴の奇跡」が私は好きです。それは「喜びの奇跡」だからです。新郎新婦とその親戚たちの喜びにイエス様は、奇跡で参加されたのです。 - ドン・ボスコも沢山の奇跡を行いました。その中で私の好きな奇跡は子供たちの頭痛・痛みや風邪などをドン・ボスコが変わって苦しんであげる「奇跡」です。（オフレ著「ドン・ボスコの生涯」433p）その中には、ドン・ボスコ自身のお祝いの講堂で、劇の主役の子供が風邪を引いて声が出なくなった時、ドン・ボスコの声をあげる奇跡も含まれています。劇は上演され大成功でしたが、その間ドン・ボスコは声が出ず一言もしゃべることが出来ませんでした。
- ドン・ボスコは少年の時から「喜び」を大切にしました。キエリでの中学時代「喜びの会」を結成し、教会と学校の務めを果たすこととキリスト者としてふさわしい言動をこころがけるという二か条の会則を守る以外は、サッカー、遠足、劇、ボランテイア活動等で楽しく喜ぼうという会でした。
- 「ドン・ボスコは、子供たちが常に喜んでいることを望んだ。喜びは若い魂、か弱き木に花咲かせるための、もっともよい環境である。」（カルロ・デ・アンブロジオ『ドン・ボスコのように教えよう』No.1）
- マザー・テレサの言葉
「喜びは祈り
喜びは力
喜びは愛
喜びは私たちが人々の心を捉える網」（愛と祈りの言葉）より - 「祈り」三島新司祭のために
“ゴキブリ”は苦手ですが、“音楽とスポーツ”が大好きな三島神父様です。その“喜びと明るい心”で若い人々を初め沢山の人々の人生を豊にし、喜びに溢れたものにして下さることでしょう。司祭としてのお仕事の上に、マリア様のお恵みが豊かにあるようにとお祈り致しましょう。
主任司祭 田中次生
