サレジオの聖フランシスコ(1567~1622) No.1

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今日は、サレジオ会の典礼では「サレジオの聖フランシスコ」の祝日です。この聖人の略歴を御紹介します。

  • ☆1567年8月21日 仏サヴォア県のサール城で侯爵家の長男として誕生。
  • ☆パリのイエズス会の大学、パドア大学で「神学・法学博士号」取得。
  • ☆1593年12月18日、ローマにて司祭に叙階。
  • ☆1602年ジュネ-ブの司教に、魂への情熱と人への優しさをもって、7万人以上の人を改宗させた。
  • ☆1622年12月28日、リヨンにて帰天。
  • ☆死後約40年で、教皇アレキサンダー7世によって列聖。
  • ☆ドン・ボスコは、自らが創立した修道会に彼の名前を付け(サレジオ会)、特別な保護者として選びました。

聖フランシスコ・サレジオのすすめ(ドン・ボスコ社)より。

  1. 「永遠のためにならないものは、空しいものばかりです。」
  2. 「他人を神との関係に置いて見ない人は、清く平等に根気強く愛することは難しいでしょう。」
  3. 「最も優れて、獲得すべきことは単純さです。」
  4. 「隣人の行いをあれこれ詮索するよりも、単純に愛徳の目でそれを見るようにしなさい。」
  5. 「自分の心を空っぽにしなさい。そうすれば、落ち着いて神と自分の霊魂の問題を話し合うことができます。」
  6. 「神に仕えることを楽しく感じなくても、神はそれを喜んで受け容れてくださいます。」
  7. 「目や耳を制し、お喋りをコントロールしていくことは、いろいろな苦行をするよりもずっと値打ちがあると信じなさい。」
  8. 「1グラムの謙遜は、1トンの名誉よりも値打ちがあり、良い実を結びます。」
  9. 「蜜以外のものを吸い取ろうともしないミツバチのように振舞いなさい。何処に行っても、何か良いものだけを得るように心がけなさい。」
主任司祭 田中次生

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